『結城友奈は勇者である(2期) 勇者の章』6話（最終回）ネタバレ感想

[st-kaiwa2]こんばんは、いちあきです[/st-kaiwa2]

とうとう『結城友奈は勇者である』第2期も最終回です。

第5話は友奈が神樹様と結婚。そして現実世界に敵が出現し幕を引きました。第6話の最終回はどうなるのか。

以下ネタバレありですので、未視聴の方はご注意ください。

[toc]

 

-勇者の章-第6話（最終回）「君ありて幸福」あらすじ

勇者達の叫びが、天地に響く。（引用：公式サイト）

[st-kaiwa2]タカヒロありがとう…[/st-kaiwa2]

 

友奈を救うために戦いに挑む勇者部

開幕早々、天の神からの一撃。勇者部メンバーは変身して戦いに臨みます。

本格的に人類の終わりが近づくにつれ、友奈も「怖くない」と自分に言い聞かせます。

夏凛は満開で先陣を切る。あれ？この光景見たことあるぞ。

流石の満開といえど夏凛１人にはとても荷が重い状況です。

樹「お姉ちゃん、私…」

樹ちゃんがここに残ると言おうとした瞬間、

風「樹、ここお願いできる？」

風先輩は守るべき対象だった樹ちゃんにお願いをします。

勇者部、そして事故を通じて理解した樹ちゃんの強さを信じる姿にドキッとしました。

友奈の場所へ向かう風先輩に満開済みの東郷さんが合流。

２人は最大全速で空を駆けていきます。

友奈と喧嘩別れする原因を作った天の神に怒りをぶつける夏凛。そして夏凛をサポートするそのっちと樹ちゃん。勇者部の連携が光り、まさに最終決戦。

友奈の元に向かう東郷さんと風先輩は神樹様の妨害を受けます。

満開での全力放射で一時退けますが神樹様の猛攻は止まりません。

一方で、神婚の儀式も大詰めに。

大赦の人たちは続々と砂のような状態に還っていきます。砂のようなものからは芽が出て麦となり天に伸びていきます。

道を切り拓く、風先輩の一撃。

東郷さんは想いを受け止め友奈の元へ急ぎます。

 

囚われの友奈と神を超える力

東郷さんがたどり着いた先には、囚われの友奈が。

全身には神樹様の遣いのような蛇が逃がさないようまとわりついています。

さらには友奈の魂も消滅していっているよう。

本格的に神婚が完了する間近です。

東郷さんは友奈に向かって手を伸ばしますが、友奈は「私がやらなくちゃ」「我慢すれば…」と言いその手を掴み取りません。

東郷「友奈ッ！！」

普段は”ちゃん”付けの東郷さんが初めて呼び捨てで友奈を呼びます。

本当の事を、助けてと言ってほしい。東郷さんは友奈に思いをぶつけます。

気持ちを知った東郷さんと気持ちを伝えた友奈はお互いに手を伸ばします。

しかし、神樹様は許しません。光が２人の手をさえぎります。

失意の中、友奈は底に沈んでいきます。魂も消滅寸前です。

もう、どうすることもできないのか。

その時、東郷さんのそばに現れる赤い影。それがひとつまたひとつと増えていきます。

気がつけば周囲には無数の光が。

最後に友奈を助けた蒼い鳥が姿を現し、中学生の東郷さんこと鷲尾須美の姿に。

あの時助けられなかった友人を絶対に助けるという意志を感じます。

【追記】

青い鳥は乃木若葉ちゃんのようです。この辺の背景誰か教えてほしいな…

東郷「私達は人としての道を進みます」

その瞬間光ははじけ飛び、友奈も元の姿を取り戻していきました。

再会を喜びつつ謝る友奈。神樹様の加護を失った世界は崩壊間近に。

その時牛鬼から光が放たれ、２人を包み込みます。

包み込まれた光は蕾となり開きます。

そこには神々しい姿となった友奈が。天の神に立ち向かいます。

全力の勇者パンチで神を貫く友奈。

その輝きは壁の外の世界までも変えていきます。

すべてが終わり穏やかな空に浮かぶ友奈と牛鬼。

友奈「牛鬼って…」

そう呟いたとき、牛鬼は溶け込むように消えていきました。

目を覚ますと、輪になって倒れていた勇者部。

手元のスマホはひび割れ、神樹様の加護が無くなったことを示唆します。

当然、友奈の呪いも消えていました。よかった…

加護が無くなったことで壁の向こうである四国以外（岡山？）の廃墟が姿を現します。

四国以外はこのように壊滅状態になっているのでしょう。

これからが人類にとって新しい戦いの幕開けなのかもしれません。

勇者部は通常運転に戻ります。

風先輩も無事（？）中学を卒業することができてよかったです。

最後のワンカット。眩しいほどの笑顔の集まり。

まさに勇者部は永久に不滅ですね。

以上が『結城友奈は勇者である』第2期『勇者の章』最終回でした。

 

-勇者の章-第6話（最終回）「君ありて幸福」感想

ハッピーエンドで本当によかった！！！！！！

『勇者の章』と『鷲尾須美の章』と辛い展開続きでしたが、最後はハッピーエンドで終了しました。

そのラストは勇者部五箇条「なせば大抵なんとかなる」を体現していました。ご都合主義と言われるかもしれませんが、テーマが五箇条に集まっていると思うので問題ありませんね。

六箇条目には「無理せず自分も幸せであること」が追加されました。誰かのために戦い続けた友奈のゴールが六箇条目と考えると感慨深いです。

単純なハッピーエンドではなく、勇者部全員が成長できた物語となっていたのはとても素晴らしかったです。

 

正直、物足りなさはあります

構成のお話ですが『鷲尾須美の章』と『勇者の章』に分けたことで尺の物足りなさはあります。特に『勇者の章』は12話構成でもおかしくないストーリーでした。

各物語のボリュームが満点なのに、6話構成と考えるとメインのストーリーとして物足りなさがあります。

神樹様の加護が無くなり、勇者システムも不要となった世界だと続編が作られることも無いと思います。

その時『勇者の章』が最後の物語と考えると消化不良に感じます。とは言え後味は悪くはないですけどね。

 

考察の余白が残っている

消化不良になった原因の１つが考察する余白があることです。

特に『牛鬼』は最終回において超重要キャラクターの立ち回りを見せました。神樹様の力が無くなったのに、牛鬼単体で力を発揮しているのはどういうことなのか。

頂いたコメントを見ていると「牛鬼＝高嶋友奈」説とかもあるよう。もはや高嶋友奈って誰だよ！って思いますが、「乃木若葉は勇者である」に登場する西暦組の1人らしいです。

考察の余白は物語の余韻を楽しむのに嬉しい要素ですが、『結城友奈は勇者である』の考察はレベルが高すぎてついていけないのが辛いところ。

そもそもメディアミックス作品なのに、他の作品には全く触れていないので「乃木若葉」とかほとんど知らないのは駄目ですね。

『ゆゆゆい（スマホゲーム）』でキャラクターの外堀から埋めていくことにします。

 

-勇者の章-第6話（最終回）「君ありて幸福」まとめ

[st-kaiwa2]考察の余地が多すぎることで、絶賛とは言えないけど面白かった！[/st-kaiwa2]

度重なる鬱展開でしたが、ふたを開けてみればハッピーエンド。1期もなんだかんだでハッピーエンドでしたし、ゆゆゆはこういう作品なんですね。

後味が良いというのは良い作品の１つの要素！

『結城友奈は勇者である』は一旦終了ですが、メディアミックス作品は沢山あります。

ノベル系のキャラクターも、2期でチラッと名前が出ているよう。

いや、これマジでゆゆゆは終わらなさそう？

アプリゲームの『ゆゆゆい』も含めるとまさに勇者部は永久に不滅ですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

過去分の記事が気になる方は「ゆゆゆ全話感想」からご覧ください。

ゆゆゆ、勇者部、そしてみなさまにどうか平穏な日々を。

 

物足りない人はアプリゲーム「ゆゆゆい」もおすすめ

「結城友奈は勇者である」から「乃木若葉は勇者である」まで登場するオールスターなアプリゲームです。

「アニメは見たけど、ちょっとストーリー忘れてるな」なんて方におすすめのメインストーリー。さらに結城友奈と高嶋友奈が会話するようなオリジナルストーリーもあるので原作ファンなら必見ですね。

ゲーム方式もタワーディフェンスとは他のソシャゲにあまりない作風で楽しめます。

ぜひプレイしてみてください！