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実写映画『亜人』ネタバレ感想・原作との違い解説!綾野剛の戦闘は必見!

こんばんは、いちあきです。

本日9/30(土)に公開となりました。実写映画『亜人』早速観てきました。ということで、恒例のネタバレ感想です。

『亜人』はつい最近、初めてコミック版(原作)を読んだのですが、主人公の知略と敵の強さに衝撃を受けました。正直めちゃくちゃ面白かったので映画も期待いっぱいで観に行きました。

端的に言ってその期待を裏切ることはありませんでした。設定や戦闘シーンが実写に合わせて作られており、実際に亜人がいたらどうなるかをイメージできました。

実写映画『亜人』の感想をまとめると以下のとおりです!

  • キャスト陣がキャラクターを大切にしているのが伝わった
  • 亜人が本当に存在するかのようだった
  • 一部設定は気になるものの実写映画としてよくできていた

原作ありの映画なので、原作の設定をどう活かすのか気になっていましたが、原作の大筋は捉えつつ、シナリオをより重厚にするために不要な箇所は削られていました。

そのため、主人公の設定など一部変更になっていますが、それが逆にリアルな「亜人」を作り出していました。なので、僕的には十分面白かったです!

過去に実写映画『東京喰種』も観てきたのですが、同じくらい面白かったです。『東京喰種』も現代を設定にしていることもあり、実際に『喰種』がいたらどんな雰囲気かというのが伝わってきました。実写映画『亜人』が面白いと思った方におすすめです。

実写映画『東京喰種』ネタバレ感想の記事はこちら

では、詳細な感想に入ります。以下はネタバレ感想】となりますのでご注意ください!

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実写映画『亜人』あらすじ

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この世界には【亜人】と呼ばれる、新人類が存在しています。研修医「永井圭(佐藤健)」は人間として生活していましたが、交通事故によって自分が【亜人】だと自覚します。

圭は国家に追われ実験動物として扱われるのですが、同じ【亜人】である「佐藤(綾野剛)」が助けてくれます。しかし、佐藤の異常性に気付いた圭は佐藤と戦うことになります。

圭は一旦逃げることができたのですが、佐藤は人類すべてに宣戦布告します。逃げのびた圭は佐藤の行動に対しどう動くのか。続きは劇場でご覧ください。

「亜人(あじん)」とは何か

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そもそも【亜人】とは何かわからない方向けに簡単に解説しておきます。

  • 死ぬと命がリセットされる(完全復活)
  • IBM(インビジブル・ブラック・マター)を使用

以上の2つの能力を持った存在を【亜人】と言います。見た目は人類と同様です。

【IBM】とはCMとかでも見る【黒い人形】のようなものです。亜人だけが出すことができ、基本的に亜人だけが見ることができます。各IBMによって特徴の違いもあります。

例えば主人公永井はIBMの保有量が多いため、黒い人形のIBMを複数体作り出すことができます。

他にも田中の場合はIBM自体が銃器を扱うことができたりと特色があります。

つまり【亜人】は「命を繰り返す」ことと「IBMを駆使した戦い」が武器となります。この未知の戦闘がこれまでに見たこと無い戦いを生み出しています!

登場人物&キャスト

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登場人物めっちゃ少なくないですか? そして半分以上が敵なのがちょっと面白い。

主人公は「永井 圭(佐藤健)」です。そして、メインの敵は「佐藤(綾野剛)」です。佐藤健が主人公で敵が佐藤なのちょっとややこしくないですかね(笑)

実写映画『亜人』感想(ネタバレ注意)

ここから感想となります。最初にもお伝えしましたがポイントは以下の通りです。

  • 佐藤の亜人特有の戦い方が凄まじい!
  • IBM vs IBMの戦闘が面白い!
  • 設定が全体的にマイルドで誰でも観やすい!

これらについて少し詳しくお伝えしていきます!

綾野剛さんが演じる「佐藤」の戦闘がめっちゃすごい!

やはり一番の見所はここでしょう!最凶の亜人である「佐藤」の戦いです。

正直主人公より登場時間が長いような気がするので、感情移入した方も多いと思われます。佐藤の戦いは大きく3箇所あります。

  • 亜人研究所内で vs「永井圭」
  • 壊滅した厚生労働省で vs「SAT」
  • フォージ重工で vs「永井圭」

中でも原作で超面白かった、vs「SAT」戦は見所です。

ちょっとSATがたじろぎ過ぎな気もしましたが、佐藤の流れるような銃撃に加えてSAT隊員のメット内に手榴弾を突っ込んで相手に飛ばすのは単純に恐ろしかったです。また、何度か麻酔弾を撃ち込まれた際に隊員を壁にして、自分ごとショットガンで撃ち抜くのも不死身である亜人ならではの戦い方で凄まじいですね。

ただ、アクションには人間の限界があるので、原作ほどの異常な感じはありませんでした。それもそれで面白かったんですけどね!

IBM同士の肉弾戦がめっちゃ熱い!

実写映画の『亜人』はIBMによる肉弾戦が多い印象を受けました。せっかくCGで表現できるIBMを使わなきゃもったいないでしょ!という感じが見えたのは気になりました(笑)

IBMによる戦闘は主に以下のマッチアップで行われました。

  • 「永井圭(佐藤健)」vs「佐藤(綾野剛)」
  • 「下村泉(川栄李奈)」vs「田中功次(城田優)」

このあたりは原作と同じですね。

永井と佐藤の戦いはIBM同士というより、IBMがどう介入するかというのがポイントです。

ふっとばされた時にIBMを吹っ飛んだ先に準備しておきキャッチしたり、受け身として使うような感じです。また、ヘリポート内を縦横無尽に駆けるIBMのスピード感は凄いです。

肉弾戦で殴り合うというよりは、いかに効果的にサポートとして使うかの戦いが戦略的で面白かったです。

一方、下村と田中の戦いIBM同士の肉弾戦でした。

1戦目の病室という狭い室内での戦いが面白かったです。自然とIBM同士が近くなり、さながらボクシングのインファイトのようでした。病室のベッドや棚も吹っ飛ぶほどの勢いは凄かったですね。

IBM vs IBMはあまり原作に無いので、映画で補完するのもおすすめです。

全体的にマイルドになっていて一般向けになっていた

細かい設定やストーリーの違いは後述しますが、原作から改変した設定により、一般にも見やすい作品に仕上がっています。

例えば、原作の『亜人』の特徴として永井圭のクセの強さがあります。時には非情かつ合理的に人を扱う永井圭が好きな方もいると思います。

実写映画『亜人』では、永井圭と妹との関係を深くすることで原作よりも人間味を出していました。その結果、原作よりも人間らしい永井圭を見ることができます。

僕は原作の永井圭も好きですが、少しだけ人間の心を取り戻したかのような映画の永井圭も好きです。やっぱり誰かの為に戦うというのは王道ですが惹かれますね

クセの少ない作品になっているので、誰でも観やすいのはポイント高いです。

実写映画と原作(漫画)の違いまとめ

先程も少し取り上げましたが、原作(漫画版)『亜人』とは内容が異なっています。大筋は原作のような感じですが、細かい箇所が変更となっています。

『亜人』の原作はマンガで、劇場アニメ化やTVアニメ化されています。僕は原作は読みましたがアニメ版は未視聴です。なので、今回は【実写映画】【原作(コミック)】での違いについてお伝えいたします。

それぞれについて詳細に解説していきます。

実写映画は3巻から9巻までのストーリー

映画版のストーリーは原作マンガの3巻~9巻までで、研究所脱出からフォージ安全での戦いとなります。

当然すべてを描いていると尺がいくらあっても足りないので一部は省略されています。具体的には海斗と中野が存在していないため、その関係は全面カットです。

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そして、2人がいなくなったことで妹の永井慧理子がメインキャラになっています。

海斗が存在しないので兄を嫌う理由が少なく、友好的になっています。原作では嫌われているのですが、身内から嫌われるのは結構読んでいて辛いものがありましたね。

ちなみに妹もあのおばあちゃんに匿ってもらいます。ちょっとした日常感があって個人的には良かったです。

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登場人物の一部設定改変

各登場人物も尺やストーリーに合わせて設定改変されています。

大きく変わっていたのはやはり「永井圭」「佐藤」です。個人的には「田中」を城田優さんが演じていてめちゃくちゃイケメンになっていたのも気になりましたが…(笑)

というか、佐藤健さんも綾野剛さんも肉体が凄すぎる。提供にRIZAPってあったから肉体改造したんでしょうね…

永井圭(佐藤健)は研修医

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佐藤健が少し大人っぽいところもあるからか、設定が高校生から研修医に変更となっています。

また、原作の性格をそのまま持ってくるのはダメと判断したのか、性格が少しだけ人間らしくなりマイルドになっています。とはいえ、永井圭特有の合理的な判断や知能の高さは失われていませんでした。

佐藤(綾野剛)も一部改変

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佐藤についても綾野剛が演じているからか、見た目が相当若くなっています。

どうしても若いと歴戦の戦士感が薄れてしまい、ちょっと冷めた目で見てしまう所があるなと感じました。

そして、佐藤が戦う目的が「楽しいから」というのに加えて人間への「復讐」もあるような気がします。

実写映画では亜人研究の被験者1号という設定になりました。そのため政府に対する一連の行動が「復讐」という陳腐な感じに見えるのが残念です。なにより、被験者1号だったのにどうやって脱出したのかわからないのがモヤモヤします。

IBMの特訓シーンなど一部演出の追加と変更

IBMについてですが、オグラ・イクヤが登場しないのでそもそもIBMという用語が映画内に出てきませんでした。

なのに公式サイトだけで出されても視聴者は困るよね。

他にもおばあちゃんに匿ってもらっている途中にIBMを使った永井圭の特訓シーンが追加されていました。原作漫画では詳細には描かれていなかったため、色々試していたことが目に見えてわかりやすかったです。

特に永井の動きを追従するような動作をしていたのは、後々の戦闘の伏線になっており非常に巧妙だと思いました。

ラストシーンは完全オリジナル!

原作読了者が気になるラストシーンですが、永井圭と佐藤共に「対亜人特戦群」にフリーズドライされて粉々にされます。そして、映画上では佐藤は粉々になって終わりでしたが、永井圭は事前に片手を切っており、そこから復活します。

しかし、本来は佐藤だけフリーズする予定だったのを、裏切られて凍らされたため永井圭はビルから飛び出して逃げて終了となります。飛び降りシーンのCGがちょっとしょぼいのが一番気になりました…

ただ、ここで冷めてしまう人も多いと思います。僕も正直「え…?」という感じでした。

なにより突然のシーンなのにスピード感が半端ないんですよね。

熱い戦闘が一旦落ち着き、両者が睨み合い、「今だ!」という瞬間に突然空から対亜の人たちが突然降りてきてゲームセットですからね。

しかも裏切りも含んでいるため余計たちが悪い。妹の立場を考えると複雑な気持ちになります。

今回の記事まとめ

なんだかんだ文句を言いましたが、僕はかなり満足しています!

亜人の絶妙なリアルさを実写映画にどう落とし込まれるか気になっていたのですが、十分及第点でしょう。

【良かった点】

  • 実写らしい設定改変
  • IBMの動きや粒子の演出
  • 綾野剛さんの戦闘シーン
  • 妹役の浜辺美波さんが可愛い

【悪かった点】

  • 「佐藤」の設定が中途半端
  • IBMについての言及があまり無い
  • ラストシーンの急展開

ラストシーンの評価は人によると思います。僕はちょっと急展開な感じがして驚いたので悪かった点に挙げています。

しかし、全体を見ると実写化して良かったと考えています。やはり現代を舞台とした作品と実写は合いますね。原作をそのまま落とすのではなく、リアルな仕上がりになっていて良かったです!

特に前半から中盤にかけては、IBMによるリアルな戦闘がめちゃくちゃおもしろいです。これだけで見に行く価値はあると思っています。

なにより日本のVFXの力が確実に上がっているのを改めて実感しました。流石にハリウッドのような超大規模な作品はまだまだ力及ばずというところでしょうが、日本らしい人vs人に焦点を当てた作品では魅力となりえますね。

長文となりましたがここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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実写映画『亜人』関連キャンペーン紹介!

よく漫画やアニメの映画だと来場者特典などありますが、実写映画である『亜人』には来場者特典はありません…残念。

しかし、ファンなら逃せないキャンペーンや情報がいくつかありますので、紹介していきます。こちらは新しい情報が入り次第更新していきます!

公式サイトのインタビュー記事は必見!

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漫画原作の『亜人』ですが不死身であることを利用したアクションやIBMの戦いは重要なポイントです。原作が好きであるほど気になると思います。

そんなアクションシーンの制作について言及した記事が公式サイト内にあります!やはり「佐藤の強さを見せつける」というのはかなり意識して作られたみたいですね。

▼アクションシーンに関する記事はこちら(公式サイト)
アクションシーンやVFXに関する記事(PRODUCTION NOTES)

また、今回の主演である「佐藤健」さんと助演である「綾野剛」さんへのインタビュー記事もあります。お二人が映画に対する思いを語ってくれていますので、こちらを見るとより実写版『亜人』が楽しめます!

▼インタビュー記事はこちら(公式サイト)
「佐藤健」さんと「綾野剛」さんへのインタビュー記事(INTERVIEW)

10/5(木)に公開記念舞台挨拶を実施!(終了)

※こちらの舞台挨拶は終了しました。

主演の「佐藤健」さんが登壇予定の舞台挨拶が決定しました!

日程は10/5(木)の16:00からです。場所は東京の「TOHOシネマズ日劇」です。

最寄り駅は「有楽町駅」です。僕は大阪なので行けません…残念。

チケットは大人2,000円と少しだけ高くなっていますが、佐藤健さんのファンなら折角会えるチャンスですし行ってみるのもいいですね!

チケットは「チケットぴあ」で購入申し込み後抽選となりますのでご注意ください!

「チケットぴあ」で舞台挨拶の抽選申し込みをする

映画『亜人』撮影地で『映画「亜人」展』開催中!

映画前半、亜人研究所の舞台となった「兵庫県立淡路夢舞台国際会議場」で作品内で実際使用された看板などの美術品が展示されています!

公式的な聖地巡礼と言ったところでしょうか。淡路島って微妙にアクセスが難しいのが気になる所ですが、チャンスがあれば行ってみたいと思います!

開催期間は11月15日(水)までです!

交通アクセスは「交通アクセス / 淡路夢舞台国際会議場」でご確認ください!

原作コミック『亜人』が気になったらKindleがおすすめ!

映画を見て、原作コミックが気になった方もおられると思います。

原作は実写映画と一部設定や展開が違うため、映画を見た方でも新鮮な気持ちで楽しむことができます。

AmazonのKindleでは1巻と2巻と3巻を無料で読むことができます。3巻まで読めば原作の雰囲気が掴めると思いますので、おすすめです。ぜひ、違いを確かめてください!

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