行ってきたよ『天気の子』!!!!
みてきます pic.twitter.com/lub1eXb1da
— いちあき@スマートスピーカー開発なう (@ichiaki_kazu) July 18, 2019
「君の名は。」が2016年8月放映だったので、2年経っての「新海誠 監督」の最新作ですね。
最初は『天気の子』についてあんまり興味なかったんですけど、この前の「君の名は。」の地上波放送の時に流れた映像を見て「めっちゃ綺麗やん!」って思ってしまい行ってきました。
先に結論だけネタバレなしで言うと、
- それなりに面白かったけど、細かい点で気になるところが多いかも
- 『君の名は。』ほど一般受けはしなさそう
- 「最近の子供は大人だなぁ」って笑った
- テーマ強め・広告強め・ファンタジーなのに現実的な感じが賛否両論?
見てない人は「何のこっちゃ」って思うかもしれませんが、限りなくネタバレに配慮するとこんな風に感じました。
というとこで、僕はあんまり考察とか得意じゃないので、見たまま感じたままのことを感想に落としていきますね。
【ネタバレなし】と【ネタバレあり】を分けています。ご注意ください。
(ネタバレなし)『天気の子』あらすじ
「あの光の中に、行ってみたかった」
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。
しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。
彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。
ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。
彼女には、不思議な能力があった。
簡単に言うと、
異常気象で雨が振り続ける東京に家出した少年が、空に祈ることで晴れにできる少女と出会って何やかんやしてたら少女の身に…
って感じの話です。
とりあえず「これから映画見に行くぜー!!!」っていうネタバレ不要な人は、
- 東京は雨が振り続けてる
- 主人公は家出少年の『帆高』(地元は離島)
- ヒロインは100%晴れ女の少女『陽菜』
この辺くらいだけ押さえとけば良いと思います。
(ネタバレあり)『天気の子』あらすじ
「映画はもう見たよ!」とか「見る予定は無いからあらすじを教えろ」って人向けにネタバレありでもあらすじを書いておきます。
要点だけ押さえたつもりなので細かいところはカットしてます。
主人公の『帆高』は家出してたところ、オカルトライターをしている『須賀圭介』『夏美』に拾われる。居候しつつ、ライター業を手伝う中で『帆高』は少女『陽菜』と出会う。
弟と二人暮らしの『陽菜』が夜の仕事に引き込まれそうになっているのを『帆高』が少し前に拾った拳銃を発砲し助ける。
『陽菜』が祈ることで雨が降り続ける街を局所的に晴れにできることを知った『帆高』は一緒に『晴れを売るビジネス』を始める。
『晴れを売るビジネス』は好調だったが、『陽菜』の体調が悪く見えてきた&テレビに映ってしまったため休止することに。
その頃『陽菜』は晴れ女について取材を続けていた『夏美』から「晴れにする巫女は雨をその身に受けて贄となることで気象が平常になる」と聞く。
一方で拳銃を発砲した『帆高』を警察が捜索し、居候先や『陽菜』の元を訪ねてくる。両親のいない『陽菜』も児童相談所への対応が必要とのこと。
「実家に帰りたくない、陽菜と離れたくない帆高」と「家族と離れたくない陽菜」は共に雨の降り続ける東京の街へと逃げ出す。
警察の手から逃れ、ホテルへと逃げ込んだ3人。その夜『陽菜』は『帆高』に自分の身体を見せる。『陽菜』の身体は不思議に透き通り、今にも空へ溶け出しそうな状態だった。
翌朝目を覚ますと、バスローブだけ残し『陽菜』の姿は消えていた。弟は「空に向かうお姉ちゃんの夢を見た」と言う。外は信じられないほどに晴れていた。
居なくなった『陽菜』を探しに行こうとする『帆高』だったが、警察がホテルの部屋まで押しかけ『帆高』を連行する。
「陽菜を探しに行かないと!」そう言って事情聴取寸前のところから警察を押しのけ脱走する『帆高』。以前『陽菜』から教えてもらった、晴れ女になったきっかけの廃ビルへ向かう。
廃ビル屋上の鳥居から、空の世界へ行く『帆高』。そこには静かに横たわっている『陽菜』がいた。
『陽菜』と共に空から落ちる中、『帆高』は「世界がずっと雨でも構わない。陽菜に戻ってきてほしい」と願う。
地上に戻ってきた『陽菜』と『帆高』。それと同時に世界は再び土砂降りとなった。
そうして3年後、雨は止むことなく降り続けていた
保護観察処分を終え故郷の学校を卒業した『帆高』は東京に行き『陽菜』と再会する。
世界を自分たちの手によって変えてしまったことを想いながら…
くっそ長い、3行って人向けは下!
- 雨の中、家出&拳銃を拾った重要参考人となった主人公とヒロインが逃避行
- 時すでにおすし。ヒロインが晴れパワーの使いすぎて消滅。世界は晴れに
- 警察から逃げた主人公がヒロインを連れ戻す。世界は再び雨に
- 3年間雨は降り続いたが、東京で主人公とヒロインが再会
そんな感じのお話です。4行?知らないです。
え?もっと知りたい?それはもう映画に行くか原作本を読もうね。
(ネタバレあり)映画『天気の子』感想
ここから感想です。
多分ネタバレ含めて話していくので、未視聴の方は注意。視聴済みの方は少しでも共感してもらえたら嬉しい気がします笑
ちなみに深い考察はできていませんので、もし「こうだよ!」とかいうのがあったらぜひコメントでお伝えしていただけると嬉しいです!
映画『天気の子』のストーリーについて
一言でいうと簡単そうに見えてくっそ深そうなお話でした。
天気パワーを持ったヒロインが消滅して、それを主人公が迎えに行くという展開自体は超見慣れた王道恋愛ものみたいなものですよね。
てか『君の名は。』もそんな感じでしたよね。三葉に会うために祠へ向かう瀧くんと同じような感じ。
なので、この辺の展開が好きって人にはなかなかウケそうな気もしました。
ですが、一方で頭から離れないのは、
- 世界に雨が降り続ける意味
- とある神社の人が言っていた「異常気象・観測史上最大なんてここ100年程度のもの」というセリフ
物語の最後で「やっぱり僕たちは世界を(雨に)変えてしまったんだ」と受け止めるシーンがあります。
これもたかだか100年程度の歴史の中の1ページということで、少年少女の若い感受性(黒歴史)的なものを書いたような気がしてならなかったり。
そんな感じにシンプルなストーリーながらに登場人物が色々伏線をぶっこんでくるので、考察班にとっては考察しやすい映画になってるんじゃ無いかなーって印象です。
普通の「僕そこまで深く考えて映画なんて見ないし…」なんて層にとっては、普通の展開でつまらない映画に感じてしまう気がします。
僕はどちらの意味でも嫌いじゃなかったですけどね(自己保身)
シナリオが綺麗すぎるのにやたらと現実的
とにかくシナリオが綺麗に上手くいきすぎてる(ツッコミどころが多い)にも関わらず、ところどころがリアルで物語に感情移入するのがちょっと難しかったです。
そんな今回の『天気の子』ですが、広告的な匂いがめちゃくちゃしたんですけどどうですか?
- カップヌードル
- ポテチのりしお&チキンラーメンで創作チャーハン
- からあげクン
- ソフトバンク(お父さん犬)
- バニラ(バーニラ、バニラバーニラ求人トラック)
考えすぎな気もするのですが、どうも無駄に多かったように感じました。
というのも、内容がめちゃくちゃにファンタジーなのに現実感がアンマッチしてる気がします。
僕の気になったシーンに「警察からひたすらに逃げ続ける帆高」というのがあります。
警察を押しのけて逃走するシーンがたくさんあるのですが、警察は「おいきみ!」とか言ってなかなか追いかけません。
廃ビルに向かう途中に線路の上を走るのですが、それを見た作業員も「おい!」とだけ言って誰も追いかけません。なんでやねん。
全体的に上手くいきすぎてるような気がしました。
そんな上手くいきすぎている(ファンタジー)な雰囲気を納得させようとするのですが、上記の広告などもあることから「どっちに気持ちを置いたらいいんだ?」というような感じになりました。
考えすぎかもしれませんけどね笑
挿入歌はGOOD?
あんまりRADWINPSとかわからないですけど、話の間に挿入歌を挟むスタイルはよかったと思います。
一言でいうとディズニーとかミュージカル映画的な感じ。
その時の雰囲気や心情が曲のテンポや歌詞に現れていました。
お気に入りのシーン
- 瀧くんと三葉登場シーン
- 『帆高』と『陽菜』で晴れ屋を始めるところ
- ヒロインの弟『凪』初登場シーン
- 最後の「世界は僕たちが変えてしまったんだ」というシーン
この辺とかも色々語りたいのですが、後ほど追記するかも!
とりあえず瀧くんは前作主人公感バリバリだし、凪先輩イケメンモテすぎわろたって感じ。
(ネタバレあり)映画『天気の子』と映画『君の名は。』を比べて
二つの映画を比べるものでも無いのですが、絶対にみんな気になってるはずなので僕が感じたことをまとめておこうと思います。
多分僕の好みの問題だと思うので、ぶっちゃけご自身で確認に行くのが一番ですよ。
どっちが面白い?
僕は『君の名は。』派でした。
シナリオの衝撃度は断然『君の名は。』がありました。隠しつつ張り巡らせた伏線やクライマックスのシーンの印象。この辺りは『天気の子』はちょっと弱かったようにも感じました。
『天気の子』は「ああそうだよね、そらそうだ」っていう納得感はあったのですが、その分インパクトは弱かったかなと思います。
一般受けしそう?
正直ちょっと難しいかなーって感じ。多分受け入れられないことは無いとは思いますが。
個人的には『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」と同じようなものな気がします。
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やっぱり『天気の子』は基本的にずっと雨なので、全体的に暗いのがしんどかったです。この辺の「暗さ=しんどさ」を映画で表現したかったのかもですけどね。
一方で『君の名は。』は割と夜明けをイメージしたようなシーンが多く、希望を感じさせる雰囲気があったのも人気の要因の1つだったんじゃ無いかなーって。
まとめ:ちょっと暗い感じだけど嫌いじゃない
新海誠監督の映画って実は『君の名は。』と『言の葉の庭』しか見たことがないんですよね。そして『言の葉の庭』はあんまり好きじゃないっていう。
なのになんで語ってんだって思われるかもしれませんが、それは許してください!!!!
僕は『天気の子』にはどちらかというと『言の葉の庭』に近い雰囲気を感じました。ちょっと屈折したような暗めのシナリオと雰囲気があったと思います。
そんな『新海誠』らしさをより強めつつも、理解できなくなるかどうかのギリギリのラインで調整されている繊細な作品に感じました。
そんな丁寧に作られた雰囲気があるからこそ「大好き!!!!」とはならないでも「嫌いじゃないよ」という感じになりました。
また、最近は実際に気象も色々おかしいのでそんな『天気』をテーマにした『天気の子』はどこか本当のことじゃないかと身近に感じられること間違いなしです。
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